所謂、私と「二郎系ラーメン」との出会いは、遡ること数年前。
等々力競技場にサッカーの試合を観に行った帰り道、何気なく入店した中原街道沿いの「526」という怪しい黄色い看板の店に入ったのが、「すべてのはじまり」でした。
いつものクセで、迷わず「大盛り」の食券を買うと、カウンター越しにいたオッサンが一言、
「食えんの?(苦笑)」
と・・・(笑)
一瞬にして、「は・・?何だコイツの態度・・」という言葉がノドまで来ましたが、グッと堪えて、「え・・・・?」というと、
「コレの倍あるけど...(ニヤリ)」
と、そのオッサンが指差したのが、カウンターに置かれていたこんな物体でした。
「失笑。。。いやいやいや、普通人間がコレの倍の量食えるわけねーし・・・・・・」
とは言い返しませんでしたが、その無骨なオッサン(多分店主)の的確な「アドバイス」に従い、大盛りを取りやめ、「醤油」のボタンを押して席に着きました。
数分後。
店主が目で「おい、どうする?」という表情。
同じく目で「え、何が?」と言葉に出さず聞き返す。
業を煮やした店主は、呆れた表情で(←多分軽くため息つきながらw)
「(ハァ..)ニンニクは?」
というので
「ああ、だったらそう言えよボケ。知らねーし。。」
とは言いませんでしたが。
「ああ、じゃあ、お願いします。」と答える。
ほぼ上と同じラーメンが着丼。
「うわ...」
数分後。
ため息混じりに食べ終わり。
ゼッタイ、二度と来る(食う)もんか。。。
と肝に銘じ、これまで味わったことのない満腹感、敗北感と闘いながら、前屈みで再び中原街道を歩きはじめました。
そして翌週のある日…
再び私はこの店の中にいました(笑)
理解る人には理解る、↑↑↑↑↑↑この「避けられない流れ」。
簡単ですが、これが私と二郎系ラーメンとの「馴れ初め」です。
こんな感じで、これからイロイロ「ラーメン愛」を綴っていこうと思います。
よろしくお願いします。
2017年4月